PlayFrameworkをIntelliJ IDEA CommunityにインポートしてHelloWorld
昔ちょっと触ったPlay Frameworkを使ってアプリを作ってみようと思ったけど、 やり方が昔と変わっててググっても最新の情報がいい感じにまとまってるところが無かったので、 備忘録的にメモしつつ始めてみた。
- 筆者の環境
- インストールするもの
- JDK 8のインストール
- IntelliJ IDEAのインストール
- sbtのインストール
- プロジェクトの作成
- 作成したプロジェクトをIntelliJ IDEAにインポート
- Hello worldしてみる
筆者の環境
Windows 10 Home(64bit)
インストールするもの
JDK 8のインストール
- OracleのサイトからJava SEのダウンロードページへアクセス。
- Java SE 8のJDK Downloadボタンをクリック。
- Java SE Development Kit 8u192と書いてある場所のAccept License Agreementにチェックを入れる。
- Product / File Descriptionの列にWindows x64と書いてある行のDownloadリンクをクリック。
- ダウンロードが完了したらインストーラーを起動。画面の指示に従ってインストール。
- 途中、ライセンス条項の変更ウィンドウが表示されたらOKボタンをクリック。
- コピー先フォルダウィンドウが表示される。変更ボタンから任意のインストール先を選択し、次ボタンをクリック。
- 正常にインストールされましたと表示されたら閉じるボタンをクリック。
- システム環境変数にJAVA_HOMEを追加。筆者の場合は
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_192
とした。 - システム環境変数からPathを選択して設定を追加。
%JAVA_HOME%\bin
を追加。 - インストールが成功しているか確認するためにコマンドプロンプトを起動。以下のコマンドを入力して実行する。
> java -version
次のように表示されたら成功です。
java version "1.8.0_192" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_192-b12) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.192-b12, mixed mode)
> javac -version javac 1.8.0_192
IntelliJ IDEAのインストール
- JetbrainsのサイトからIntelliJ IDEAのページへアクセス
- 中央のDownloadボタンをクリックするとダウンロードページへ。 Ultimate版かCommunity版かを選ぶページへ移動するので、今回はCommunity版を選択。
- Downloadボタンの横からexeかzipか選べる。特に拘りも無いのでexeを選んでDownloadボタンをクリック。
- ダウンロードが完了したらインストーラーを起動。画面の指示に従ってインストール。 (パスにブランクが入るのがなんか嫌だったので、インストール先をProgram Filesから変更した)
- インストールが完了したら早速起動してみる。
- Complete Installationウィンドウが表示されるので、「Do not import settings」を選択してOKボタンをクリック。 (他の開発環境で使ってた設定をインポートできるっぽい?)
- Jetbrains Privacy Policyウィンドウが表示されるので、Agreementにチェックを入れてContinueボタンをクリック。
- Data Sharingウィンドウが表示される。お好みでSend Usage StattisticsボタンかDon't sendボタンをクリック。
- Set UI themeウィンドウが表示されるので好みのUIを選択してNext: Default pluginsボタンをクリック。
- Default pluginsウィンドウが表示される。必要なプラグインがあればここで選択。自分の場合はよくわからなかったのでそのままNext: Featured pluginsボタンをクリックした。
- Featured pluginsウィンドウが表示される。Play Frameworkの開発にはScalaプラグインが必要みたいなので、このウィンドウでScalaのInstallボタンをクリック。 プログレスバーの表示がInstalledになったらStart using IntelliJ IDEAボタンをクリック。
sbtのインストール
- ダウンロードページへアクセス
- SBT-1.2.7.MSIボタンをクリック
- ダウンロードが完了したらインストーラーを起動。画面の指示に従ってインストール。
- インストールが完了したらFinishボタンをクリック。
- インストールが成功しているか確認するためにコマンドプロンプトを起動。以下のコマンドを入力して実行する。
> cd <sbtがカレントディレクトリ直下にtargetフォルダを作成してしまうので適当なフォルダを作成しておく> > mkdir project > sbt console
次のように表示されたら成功です。
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM warning: ignoring option MaxPermSize=256m; support was removed in 8.0 [info] Updated file d:\develop\sbt\project\build.properties: set sbt.version to 1.2.7 [info] Loading project definition from D:\develop\sbt\project [info] Updating ProjectRef(uri("file:/D:/develop/sbt/project/"), "sbt-build")... [info] Done updating. [info] Set current project to sbt (in build file:/D:/develop/sbt/) [info] Updating ... [info] Done updating. [info] Starting scala interpreter... Welcome to Scala 2.12.7 (Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM, Java 1.8.0_192). Type in expressions for evaluation. Or try :help.
- 次のコマンドを入力してsbtコンソールを終了します。
scala> :quit
プロジェクトの作成
> cd <プロジェクトを配置するディレクトリ>
> sbt new playframework/play-java-seed.g8 This template generates a Play Java project name [play-java-seed]:
プロジェクト名を聞かれるので「helloworld」と入力。organizationは何も入力せずデフォルトのままとした。
name [play-java-seed]: helloworld organization [com.example]: Template applied in D:\develop\play\.\helloworld
作成したプロジェクトをIntelliJ IDEAにインポート
- IntelliJ IDEAを起動。Import Projectを選択。
- インポートするプロジェクトのルートディレクトリを選択。(先程作成したhelloworldプロジェクトを選択する)
- インポートするプロジェクトの種類を聞かれるので、[Import porject from external model]にチェックを入れsbtを選択してNextボタンをクリック。
- Import Projectウィンドウが表示される。Porject JDKのNew...ボタンをクリックしてJDKを選択。
- ディレクトリを選択するウィンドウが表示される。最初にインストールしたJDK 8のインストール先を選択してProject JDKが変更されたらFinishボタンをクリック。
- Tip of the Dayウィンドウが表示されたら[Show tips on startup]のチェックを外してCloseボタンをクリック。
- dump project structure from sbtやらimport to intellij project modelやら表示されるので終わるまで待つ。(結構長い。15分くらい)
Hello worldしてみる
- IntelliJのターミナルを開き、
sbt run
と入力する。 - ブラウザから「http://localhost:9000」にアクセスしてみる。
- Welcome to Play!と表示されたら成功です。お疲れ様でした。